ネオンインク搭載!蛍光色のUVプリント

こんにちは、今回は2024年11月よりFLATLABOに導入されました、ネオンインク2色によって叶えられる蛍光色の印刷についてご紹介させていただきます!
今回は基本情報のご紹介です。
目次
・ネオンインクについて
・蛍光色のバリエーション
・UVプリントによる蛍光プリントの特徴
・使用マシン、プリント可能サイズ、素材について
・蛍光プリントの注意点
ネオンインクについて
ネオンインクは蛍光顔料の入ったインクです。昼光でも鮮やかな発色ですが、ブラックライトが当たるとインクの成分が反応し、暗闇でも発光します。オフセット印刷などでは特色として設定されており、通常のCMYKのインクでは表現できない色も印刷が可能になります。
弊社のUVプリンターにはネオンピンク、ネオンイエローの2色が導入されております。
こちらの写真の上4色は蛍光インクが含まれているのでブラックライトに反応しています。

蛍光色のバリエーション
インクとして導入されたのはネオンピンク、ネオンイエローの2色ですがインクの掛け合わせによってバリエーション豊かな彩色でプリントできます。シアンとネオンイエローでネオングリーン、ネオンピンクとネオンイエローでネオンオレンジもプリントしています。

UVプリントによる蛍光プリントの特徴
今までシルクスクリーンやオフセット印刷でも使用されてきた蛍光色ですが、UVプリントで更なる活用が可能になりました。具体的には繊細グラデーション表現や色調整ができる点、メディアを選ばずにプリントできる点などが挙げられます。また、UVプリント独自の表現である積層や透明インクとの併用ももちろん可能です。


使用マシン、プリント可能サイズ、素材について
FLATLABOではSwissQprintのKuduというマシンを導入しました。
こちらのプリンターにネオンインクを設備しています。プリント可能サイズの最大は板もので3.2m×2m×高さ5cm、ロールメディアでは3.2m×45m。平滑なものでしたら基本的に何にでもプリントできるのがUVプリントの強みです。持ち込み品でもプリント可能です。

蛍光プリントの注意点
蛍光インクは日光(紫外線)に非常に弱いインクとなっています。これはUVプリントに限らず、オフセット印刷やシルクスクリーン印刷でも同様で、展示環境によっては2-3日で蛍光色が抜けてしまう場合があります。
FLATLABOでは、蛍光インクが色褪せてしまっても、地色が残るよう、紫外線に強い同色系の通常インクを下地としてプリントすることも提案しています。

ここまではFLATLABOに導入したネオンインク、蛍光プリントの基本情報を紹介させていただきました!次回はプリントディレクターより実践的なプリントの詳細を紹介するPRINT NOTEを更新予定です!お楽しみに!